ペコマガは、株式会社ペコトが自社で企画運営する広島のタウン情報Webマガジンです。
4年前の立ち上げ時からa-blog cmsを導入しています。もともと弊社の技術では、CMSを導入するにはハードルが高く、様々なCMSをインストールして実装のしやすさを比べた結果、a-blog cmsにたどり着きました。
a-blog cmsは、動的なホームページにあまり手を付けたことのない経験の浅い制作会社でも、比較的ハードルが低く導入できました。その後、受託する制作案件でも積極的にCMSを導入したことにより、PHPのスキルも向上し、現在に至ります。当たり前のことかもしれませんが、PHPのスキルアップとともに、これまで以上に使いやすくなった実感があります。
他のCMSを導入し本格的に運用した経験がないので詳細な比較はできませんが、a-blog cmsを使っていて便利な点を3点ほどご紹介します。
１）自分流のユニット構造の記事構成
タウン情報を入力するスタッフは、もともとWeb制作に携わっていないため、HTMLやCSSに関する知識はゼロです。ユニット構造の記事制作は、そういったスタッフでも導入がとても楽でした。
エントリー編集画面のスクリーンショット
↑記事制作する時に設定している内容の一部です。ウェブマガジンの収入源は記事広告がメインとなるため、PRマークの表示やサイト内におすすめとして表示したい場合のために、チェックボックスを用意しています。
テキストユニットのスクリーンショット
↑記事制作する時に設定してるテキストユニットと、オリジナルユニット。タウン情報をあつかう上で必要なユニットを設定していくと、これほどの量になってしまいました… これが多いのか少ないのか分かりませんが…
ショップ情報ユニットのスクリーンショット
特徴的なのは「ショップ情報」かと思います。ショップ情報は記事一覧でも表示させたいので、カスタムユニットにすることで情報を引っ張ってこられるようにしました。
←左がインデックス時の表示 →がエントリーボディ時の表示
↑左側が、エントリー一覧を表示してるインデックスでの表示。右側は、エントリーボディに表示してる内容です。エントリーボディに表示する住所には、自動で Googleマップへのリンクを挿入。電話番号も、クリックするとそのまま電話をかけられるようにしています。
２）結果的にSEO対策に効果的だった
Webメディアを運営するポイントで、最も気になっていたのがSEO対策の部分です。結論から先に伝えると「広島 ランチ」という大きなキーワードで、食べログやホットペッパーなどの他媒体をおさえ１位をキープしています（※2019年7月時点）。「広島」というワードでドメインが強くなっていることを実感しています。どの仕組みが効いているのかは憶測でしかありませんが、SEO対策におけるメリットを少しご紹介します。
【1】記事制作時に写真を入れた場合、書き出せる写真サイズが複数設定できるので、表示用途に応じて適切なサイズで使い分けることができる。メイン写真は、記事内では大きく使いますが、記事リスト時には小さく表示させています。PCとSPでも表示を変えています。
【2】サイト内と検索時のタイトルを使い分けられる。サイト内でクリックされそうなタイトルと、SEO向きのタイトルと違うので、そのあたりの使い分けを簡単にできます。
【3】ディスクリプションも簡単。記事制作時に、記事を書くようにディスクリプションを設定できるのが、簡単で良いです。
３）記事管理のしやすさや、オリジナリティの追加が楽しい
CMS全般に言えることかもしれませんが、今では色々とオリジナルにカスタマイズしてサイト運営を楽しんでいます。楽しむことって大事です。以下が、ちょっとしたカスタマイズの一例です。
エントリーリストのスクリーンショット
【カスタマイズ例】投稿した記事や下書きの記事へのアクセスを、上記のようにワンクリックで変更や非公開・公開できるボタンをカスタマイズしています。
ログイン画面のスクリーンショット
【カスタマイズ例】ログインページもカスタマイズしてオリジナルのデザインにしてみました。
以上です。 現在、こちらのサブドメイン運用として観光サイトの構築を進めておりマルチリンガルサイトを設計中なので、できあがり次第、またご紹介できればと思います。