本サイトは彫刻家 佐々倉文 様 の個展や作品の紹介、活動状況を掲載するための、日本語、英語の二言語サイトです。
既存サイトを日本語と英語の二言語サイトへリニューアルするという要件を実現すべく、多言語サイトの管理がしやすく、また通常の運用にあたってもウェブに詳しくない方でも作業しやすい実装が可能なa-blog cmsを採用しました。
構築したブログは1つですが、エイリアス機能やルール機能を利用する事と、各カスタムフィールドやユニットを「共通情報」「日本語の情報」「英語の情報」に分ける事で、同一の管理画面ページ内で二言語分の情報を分かりやすく登録する事ができるようになりました。
以前、WordPressサイトで多言語サイトのリニューアルを行うにあたり、いくつかのプラグインを試した事があったのですが、各言語毎の情報がどうしても同一画面で管理できず、煩雑な運用になりがちでした。
a-blog cmsによる多言語サイトは管理しやすく情報の記入漏れがない運用が可能であると感じました。
多言語化において気を付けた点はエントリーのSEO設定です。 通常、SEO設定を入力しなくても、エントリーのタイトルがSEO設定に適用されますが、英語の場合はそのようにはできなかったため、入力された英語のエントリータイトルが英語版のSEO設定のカスタムフィールドに反映されるようJavaScriptで対応しました。
出力側では、同一のOGPモジュールの設定をルールで分けて運用するようにしています。
「作品」と、「作品展」のページはそれぞれエントリーで管理しています。 作品展のエントリーでは、展示の情報や展示風景の写真を登録できるようにしていますが、エントリーの下部に、そこで展示された作品をポストインクルード機能で表示できるようにしています。
例えば「個展A」のエントリーに、「作品A」のエントリーを表示させる場合は、「作品A」のエントリーに用意したカスタムフィールドに「個展A」と入力する事で表示できるように実装しました。
以下の画像は「作品展」のエントリーですが、ページ下部に、「展示された作品」のエントリー一覧が表示されるようになっています。
管理画面側では、「作品」のエントリーに用意したカスタムフィールドに、表示させたい「作品展」のエントリー名を入力して頂く事で、表示が可能になるようにしています。
制作をご依頼を下さった佐々倉様は、高知県出身で、現在茨城県の笠間市を拠点に制作活動を行っている彫刻家です。
今回の制作においては、主役である作品が際立つように、白を基調に、無駄な装飾を省き、要素の余白やアニメーションのタイミングなどの「間」をゆったりと持たせました。
また、ウェブでもギャラリーの雰囲気を再現できるように努めました。
例えば、作品展のエントリーでは、実際の個展のように、個展に掲示する導入文や作品展の風景を登録できるようにし、最後に個々の作品をじっくりと閲覧できる作品一覧セクションを設けました。 ファーストビューには、物語の始まりを表現するために少しゆったり目のアニメーションを採用しています。
また、同じ作品でも角度によって表情が異なるため、作品のエントリー一覧では、別カットの写真重ねてチラ見せできるようにしています。
この正方形の写真は、作品エントリーに登録されるスライドショー画像をCMSでリサイズさせて表示しています。 CMSで手軽にリサイズさせる事ができるため、運用的に省エネが計れました。
他にも、カスタムフィールドを活用することで、運用者がどこに何を書いたら良いのかを迷わないようにしたり、トップページに表示させる直近の展示情報を最新のエントリーから読み込んだりと、a-blog cms によって運用者の手間を極力減らす事が可能になりました。 管理画面のメニューをカスタマイズしやすい点も、気に入っています。
サイトを構築する側は、やりたい事が実現できて構築しやすい、運用する側は、手間を減らして管理しやすい。当たり前と言えば当たり前の事なのですが、a-blog cms はそんなサイトが構築しやすいCMSであると感じています。
チェック済みのものは過去に訪問した制作事例になります。未訪問の制作事例もみてみましょう!
制作:シンガープロ
制作:雑多制作
制作:hachiiro.design
制作:フォルトゥナ
制作:有限会社リーグラフィ
制作:有限会社リーグラフィ
制作:株式会社にいがた三昧
制作:有限会社リーグラフィ
制作:株式会社ミライク
制作:有限会社リーグラフィ
制作:株式会社にいがた三昧
制作:ましじめ
制作:シンガープロ
本ページに掲載されている制作事例は a-blog cms というCMSを使って制作されています。
a-blog cms について詳しい情報を知りたい場合はブランドサイトをご覧ください。