管理ページと各管理機能へのアクセス

a-blog cmsの管理ページとは?

a-blog cmsの管理ページは、エントリーの追加や変更とは別に、様々な管理機能をまとめた管理ページとして存在します。

ダッシュボードとは?

a-blog cms の管理ページに移動すると、最初にダッシュボードと呼ばれるページが表示されます。このページにはライセンスやバージョンの情報、ユーザーのログイン履歴や下書きとなっているエントリーなど、サイトの基本情報が掲載されています。

ダッシュボード画面 - 全体
ダッシュボード画面 - 全体

各種機能へのアクセス

管理ページで必要になる各種機能へのアクセスは、画面左側のサブカラムに集約されています。

サイト管理者として必要になるのは、主にエントリーの管理やユーザーの管理となります。これら必要な項目については後述します。

a-blog cmsのブログ構造と管理ページ

a-blog cmsでは、ブログという単位でコンテンツを管理しています。 ユーザーを含む様々な設定は基本的にはブログ単位で行われます。管理ページはブログごとに存在しますので、管理したいブログから管理ページに移動するか、管理ページ内左上のブログナビゲーションからルートブログ名をクリックして管理するブログを選択してください。

ブログナビゲーション
ブログナビゲーション

コンフィグセット、テーマセット、編集画面セット、フォームID、モジュールIDはグローバル化することによってブログを横断して使用することができます。

ダッシュボードで管理できる内容

よく使う機能へのショートカット

a-blog cms管理ページでは、コンフィグの各種設定ページについて、トップページにショートカット(リンク)を設定できます。よく使う機能は、わかりやすい説明をつけてショートカット化しておくと使いやすくなります。

ダッシュボード - ショートカット
ダッシュボード - ショートカット

ショートカットが作成できるページは、画面右上に「ショートカットに追加」というボタンがあります。

モジュールID - ショートカットに追加
モジュールID - ショートカットに追加

キャッシュファイルの管理

a-blog cms では複数のキャッシュを使い、パフォーマンスを高めています。ページキャッシュ以外のキャッシュは 「ルートブログ」で「編集者以上」 のユーザーのみキャッシュのクリアが可能です。

クリアしたいキャッシュにチェックをつけて「キャッシュをクリア」ボタンを押してください。

ダッシュボード - キャッシュクリア
ダッシュボード - キャッシュクリア

キャッシュファイルの有効期限

キャッシュは以下の条件で有効期限切れとなります。

  • 指定した有効期限が切れた時
  • 管理画面上でキャッシュをクリアした時
  • 該当するエントリーが更新された時
  • 該当するコンフィグやコンテンツが更新された時

また、管理ページ>コンフィグ>使用しているコンフィグ>キャッシュ設定 より、有効時間や対象ブログを細かく設定できます。この画面に限らず、管理画面の設定項目のほとんどにはツールチップが用意されています。設定時にはツールチップを参考にしてください。

キャッシュ設定 - ツールチップ表示
キャッシュ設定 - ツールチップ表示

メンテナンスモード

メンテナンスモードとは、ダッシュボードの画面からウェブサイトの表示をメンテナンス用テンプレートに切り替える仕組みです。デフォルトではメンテナンス画面は次のようになります。

デフォルトのメンテナンス画面
デフォルトのメンテナンス画面

メンテナンス画面を独自に用意する場合は、事前にご使用中のテーマ内にthemes/system/_maintenance.htmlを複製してカスタマイズしておいてください。

メンテナンス表示用の画面は管理者以外に適用され、管理者には通常通りのウェブサイトが表示されます。

メンテナンスモードに切り替えるためには「メンテナンス開始」ボタンをクリックし、終了時には「メンテナンス終了」ボタンをクリックします。

ダッシュボード - メンテナンスモード
ダッシュボード - メンテナンスモード
ダッシュボード - メンテナンスモード

出力ページのHTTPステータスに関しては、メンテナンスページを利用する用途に応じて使い分けます。

出力ページのHTTPステータス 使用するケース
503(サービス利用 工事中の表示など、Googleなどのロボットにインデックスされたくないときに使用する
200(正常ページ) ティザーサイトなどGoogleなどのロボットにインデックスされてもいい正常なページを表示したいときに使用する

エントリーの管理

エントリー管理で出来ること

a-blog cmsでは、通常は投稿者以上の権限を持つユーザーが、自分が所属するブログに対してエントリーを作成・編集していきます。

管理者としてのエントリー管理は、エントリーの詳細ページでは出来ない、複数エントリーに対する一括処理エントリーが所属するブログ、エントリーのオーナーとなるユーザーの変更などが主な役割となります。

エントリー一覧画面

管理画面左側のメニュー[エントリー]から、エントリー管理の画面へ移動します。

ここではエントリー全体の情報をみることもできますし、絞り込み機能によって、エントリーの情報(ブログ、カテゴリー、ユーザー、公開情報など)で絞り込んで一覧を表示することもできます。

エントリー管理 - 詳細検索をクリックして開いた状態
エントリー管理 - 詳細検索をクリックして開いた状態

このページでの役割は大きく2つで、1つは「個別エントリーに対する編集・複製・削除処理」で、2つ目は「複数のエントリーを一括して処理」です。

個別エントリーに対する編集・複製・削除処理

エントリー個別に対しての編集複製削除は、各エントリーの右端にあるプルダウンからできます。

編集画面は、一般ユーザーがエントリーを編集する方法と同様のものとなります。

エントリー一覧

セレクトメニューからの複数エントリーの一括処理

エントリーの左端にあるチェックボックスをチェックしてセレクトメニューから動作を選び、変更ボタンをクリックすることで複数のエントリーを一括して処理することもできます。

エントリー一覧 - 複数エントリーの一括処理
エントリー一覧 - 複数エントリーの一括処理

セレクトメニューから一括で可能な操作は

  • 表示順の変更
  • ステータスの変更
  • 持ち主となるユーザーの変更
  • 所属するカテゴリーの変更
  • 所属するブログの変更
  • 複製
  • エクスポート
  • 削除

の8種類です。

エントリー表示順の変更

エントリーの一覧表示などで、表示順を変更したい場合があります。表示順については、各モジュールIDの設定に依存するため、カスタマイズ担当者にご確認いただく必要があります。

日付順であれば個別エントリーの日付部分で、表示順であれば管理ページのエントリーの一覧でそれぞれ変更できます。

エントリーのまとめて操作

セレクトメニューからの複数エントリーの一括処理より細かい情報を一括で操作する方法として、エントリーのまとめて操作も用意されています。

まとめて操作で変更可能な項目

  • ステータス
  • カテゴリー
  • サブカテゴリー
  • タグ
  • 日時
  • 公開日時
  • 掲載期限
  • インデキシング
  • リンク先URL
  • 所有者(ユーザー)
  • キーワード
  • 検索エンジン
  • サイトマップ
  • RSS
  • カスタムフィールドの値(※カスタマイズした場合のみ)

使い方

まず、管理ページ>エントリーの順にページを移動し、「まとめて操作」のボタンをクリックします。

エントリー管理 - まとめて操作をクリック
エントリー管理 - まとめて操作をクリック

手順 1/3: 操作エントリーの選択の画面で変更したいエントリーにチェックをつけて、「選択したエントリーを操作」をクリックします。該当のエントリーが見つけづらい場合は、検索フィルターを使用します。

まとめて操作 - 手順 1/3: 操作エントリーの選択
まとめて操作 - 手順 1/3: 操作エントリーの選択

手順 2/3:操作の選択の画面まで進んだら、変更したい変更項目にチェックをつけ、変更値を入力します。(カスタマイズされている場合は、カスタムフィールド の内容も変更可能です)

まとめて操作 - 手順 2/3:操作の選択択
まとめて操作 - 手順 2/3:操作の選択択

手順 3/3: 最終確認・実行の画面まで進み、変換内容を確認して問題がなければ「一括変更を実行」をクリックします。

まとめて操作 - 手順 3/3: 最終確認・実行
まとめて操作 - 手順 3/3: 最終確認・実行

ゴミ箱について

エントリーの削除の実態

a-blog cmsでは、エントリーの編集ページや管理ページのエントリー一覧からエントリーの削除を行います。しかし、この時点では完全に削除しておらず、管理ページの「ゴミ箱」へ移動した状態となります。

ゴミ箱内のエントリーは、公開サイト上では存在しないものとなり、ログイン状態でも非公開として表示されません。管理ページ>ゴミ箱の画面でのみ確認・操作できます。

ゴミ箱

完全削除

削除=ゴミ箱に入ったエントリーのデータを完全に削除してしまう場合には、リストから削除したいエントリーを選択して、画面左上のメニューから完全削除を選択して削除します。

この操作を行った場合、a-blog cmsではエントリーを復元することはできません。

完全削除

復元

ゴミ箱内のエントリーは、完全削除をしていない状態であれば復元できます。

復元した場合はバージョン情報を保持した状態で、非公開で再度サイト上に表示されます。

カテゴリーの管理

一覧からのカテゴリー管理

ここでは管理者としてエントリーの一覧からエントリーの管理をする方法をお知らせします。 管理画面左側のメニュー[カテゴリー]から、カテゴリーの一覧画面へ移動します。

カテゴリー一覧画面での管理

この画面では、そのブログに登録されているカテゴリーが一覧で表示されています。

このページでの役割は大きく2つで、1つは「個別カテゴリーに対する編集処理」で、2つ目は「複数のカテゴリーを一括して処理」です。

カテゴリー一覧

個別のカテゴリーに対しての編集と削除

個別のカテゴリーに対しての編集は、各カテゴリーの右端にある「変更」ボタンからできます。 公開、非公開のステータス変更や、カテゴリー名やコードネーム、親カテゴリーなど、カテゴリーに関する各種情報を個別のカテゴリーに対して編集できます。

また、カテゴリーの削除も、カテゴリーの一覧からではなく、カテゴリーの詳細から個別に行います。カテゴリー詳細画面で「削除」ボタンをクリックしてください。

カテゴリー詳細

複数のカテゴリーを一括して処理

複数のカテゴリーに対して、一括して以下の処理をすることもできます。

  • 表示順の変更
  • 親カテゴリー
  • ステータス

これらの処理を行いたいエントリーの左端のチェックボックスにチェックをして、一覧左上のセレクトメニューから処理を選びます。

複数のカテゴリーの一括処理

カテゴリー管理についての注意点

カテゴリーのコードネーム変更や追加・編集などはサイトの表示に大きく影響する場合があります。カテゴリーの管理にあたっては、サイト制作者、カスタマイズ担当者にご相談ください。

タグの管理

タグ一覧画面

管理画面左側のメニュー[タグ]から、タグ一覧画面へ移動します。タグ一覧では、そのブログに登録されているタグが一覧で表示されています。このページでは一覧のみとなります。

タグ管理

タグの管理(名称の変更・タグの削除)

名称の変更やタグの削除はタグ名をクリックしたタグの詳細ページより行います。

タグの管理

タグの追加

タグの追加はエントリーの編集画面から行います。タグの管理ページからタグそのものを追加することはできません。

ブログの管理

a-blog cmsのブログ構造

a-blog cmsでは、ブログという単位でコンテンツを管理しています。管理画面左側のメニュー[ブログ]から、現在のブログの情報を確認できます。

ブログ管理の画面では、現在のブログのステータス(公開、非公開)や名前、ドメイン、コードネームなどが確認できます。

また、現在のブログに子ブログ(関連する下位ブログ)がある場合には子ブログがリストとして表示されます。

ブログ構造

ブログ情報の編集

ブログの管理画面では、a-blog cms標準の基本情報と、ブログのカスタムフィールドにあたるカスタム設定、ブログのデータをzip形式でエクスポート・インポートできる機能があります。

このうち、基本情報についてはブログ名やドメイン、コードネーム(URLとして使用される文字列)となりますので、運用中に変更することは基本的にありません。使用するテーマやカスタマイズによって、カスタム設定には変更が必要な項目が追加される可能性があります。

ブログ管理

子ブログの管理

ブログ管理ページ下部の子ブログリストでは、エントリーやカテゴリーと同様に現在のブログの情報を確認できます。

  • 表示順の変更
  • ステータス(公開/非公開)の変更
  • 親ブログの変更
  • コンフィグセットの変更

ブログの管理についての注意

ブログの編集や子ブログの追加・編集はサイトの表示に大きく影響する場合があります。ブログ全体の編集や子ブログの作成にあたっては、サイト制作者、カスタマイズ担当者にご相談ください。

ユーザーの管理

ユーザーの作成

a-blog cmsでは、基本的に管理者がユーザーを作成します。外部からメールアドレスを登録して発行する方法もありますが、ここでは管理ページからユーザーを作成する方法について解説します。ユーザーの作成は、管理ページ>ユーザー画面右上の「ユーザー作成」ボタンから行います。

ユーザー作成画面
ユーザー作成画面

ユーザー作成画面には入力欄が多数ありますが、特徴的なものについて以下に説明します。

ステータス

デフォルトで有効期限は9999-12-31、つまり実質無期限となっています。有効期限を区切る場合には、ここに具体的な日付を入力してください。

アイコン画像

a-blog cmsの管理画面内でユーザーの識別のために使用されるアイコンです。アップロードした画像は64ピクセル四方になります。

権限

a-blog cmsでできることによって読者、投稿者、編集者、管理者の4段階の権限があります。権限についての詳細は後述します。

どこでもログイン

a-blog cmsでは、標準機能ではユーザーが所属しているブログでしかログインができません。このチェックをすることで、所属しているブログ以下の子ブログでもログインができるようになります。

ユーザーの作成についての制限

a-blog cmsでは、ライセンスによって作成できるユーザー数に制限があります。

ユーザー数の制限は、投稿者、編集者、管理者に適用され、読者ユーザーはユーザー数制限に含まれません。

許可されているユーザー数を越えると、読者以外の新規のユーザーが作成できなくなります。

ライセンスごとのユーザー数は、オプションとしてユーザー数の追加をご用意しています。

ユーザーの権限について

a-blog cmsのユーザーには4種類の権限があります。必要に合わせて選択してください。

管理者 サイトの管理者として全ての設定ができます
編集者 新規エントリー作成・編集/投稿管理(エントリー・カテゴリー・タグ・コメント・トラックバック)/サイト管理(ユーザーのプロフィールのみ)/Ping送信ができます
投稿者 新規エントリー作成・自分が作成したエントリーの編集/投稿管理(エントリー)/サイト管理(ユーザーのプロフィールのみ)/Ping送信ができます
読者 所属するブログへのログインと、自身のプロフィール変更のみができます


所属ブログとユーザーの権限について

a-blog cmsではブログごとにユーザーを作成します。ユーザーの権限として、自身が所属するブログまたは自身が所属するブログの下位ブログ(子ブログ)ではエントリー作成などの管理行為ができますが、それ以外のブログではログインができず、管理をおこなうことはできません。

ログインパスワードを変更・再設定する

読者を含むa-blog cmsのユーザーは、自分自身でログインパスワードを変更できます。ログイン後、ユーザー管理ページから自身のアカウント右端の「変更」ボタンか、ログイン時のサイト上に表示されている管理ボックス(管理用ボタン等が表示されているスペース)内の「プロフィール」リンクから変更できます。

管理ボックス内の「プロフィール」リンク
管理ボックス内の「プロフィール」リンク

フォームの管理

フォームIDについて

a-blog cmsのフォームは、フォームごとにフォームIDというもので区別されています。このフォームIDによって、メールの宛先や送られるメールのテンプレートなどが個別に設定されています。

フォームIDは、サイトで使用するテンプレートファイル側への記述が必要になります。フォームIDの作成やテンプレートファイルへの記述方法につきましては、カスタマイズ担当者にお問い合わせください。

ここでは、運用中のフォームでの情報変更について解説します。

フォームIDの一覧でできること

管理画面左側のメニュー[フォーム]から、フォームIDの一覧画面へ移動します。管理ページ>フォーム管理画面には各フォームIDについて、情報を確認・編集できる「変更」と、そのフォームIDヘ投稿されたデータの確認ができる「投稿データ」の2つのボタンがあります。

フォーム管理
フォーム管理

フォームごとの設定

フォームIDのリスト右側の「変更」ボタンから各種情報の変更画面に移動します。この画面では一般メール設定(フォームの送信者に送られるメール)と、管理者宛メール設定のそれぞれを設定できます。

この中で、テンプレートと独立して値を変更できる項目は限られています。サイト制作者、カスタマイズ担当者にご相談の上、注意して編集してください。また、各項目の詳細につきましては、項目部分の「?」アイコンから表示される解説をご覧ください。

投稿されたデータの確認

フォームIDのリスト右側の「投稿データ」ボタンから投稿データ一覧に移動します。この画面ではこのフォームIDに送られたメールの内容がリストとして表示されています。

宛先のカラムにはメールアドレスが表示され、クリックすることでメーラーが起動します。件名/本文部分の「本文を表示」をクリックすると、フォームの入力者へ送られたメールの本文が表示されます。

投稿データ一覧
投稿データ一覧

投稿の削除

削除したいデータの左端のチェックボックスにチェックを入れ、「チェックした投稿データを削除」ボタンをクリックすることで投稿を削除できます。また、ここで削除した投稿のデータは復元することができませんのでご注意ください。

投稿されたデータのダウンロード

「XX件の投稿データをCSV形式で(文字コード)ダウンロード」のボタンから全ての投稿データをCSVファイルとしてダウンロードできます。文字コードはデフォルトではUTF-8で、セレクトメニューから Shift-JIS、EUC-JP も選択可能です。

スケジュールの管理

スケジュールセットとは

ここではスケジュールモジュールで使用するデータ(スケジュールセット)の管理方法について解説します。

スケジュールセットを利用する場合は、テンプレートファイル側への記述が必要になります。スケジュールセットの作成やテンプレートファイルへの記述方法につきましては、カスタマイズ担当者にお問い合わせください。

スケジュールセットの確認や修正を行う場合は、管理画面左側のメニュー[スケジュール]から、スケジュールセットの一覧画面へ移動します。

登録データの確認と編集

管理ページ>スケジュール管理内の登録データの「表示」ボタンで、そのスケジュールセットに登録されている情報が表示されます。

スケジュール管理画面
スケジュール管理画面

最初に当月の情報が表示されます。日付ごとにラベルを選択したり内容を入力、編集したりして、月ごとに「保存」をクリックしてください。必要に応じて次月や前月に移動して入力、編集、保存してください。

スケジュール管理 - データ詳細
スケジュール管理 - データ詳細

ラベルの設定

スケジュールセット一覧画面の、ラベルの「設定」ボタンで、そのスケジュールセットに登録されているラベル情報が表示されます。ラベルと、必要に応じてクラスを設定し、「保存」ボタンで変更内容を保存します。ラベルの表示箇所やクラスの装飾はテンプレートに依存していますので、テンプレートの変更が必要な場合にはサイト制作者、カスタマイズ担当者にご相談ください。

スケジュール管理 - データ詳細
スケジュール管理 - データ詳細

ログイン方法の設定

メール認証サインイン(管理ログイン)を設定する

メール認証サインイン(管理ログイン)を設定するとパスワードの記憶/記録の必要がなく、メールアカウントだけでサインイン/ログインが可能です。

ログイン設定 - メール認証サインイン(管理ログイン)
ログイン設定 - メール認証サインイン(管理ログイン)


管理ページ>コンフィグ>使用しているコンフィグ>ログイン設定で、メール認証での管理ログイン/メール認証でのサインインにチェックを入れることで、それぞれをメール認証に変更することができます。それぞれの画面からメールアドレスのみを入力して送信することで、「管理ログイン認証 [ a-blog cms ]」「サインイン認証 [ a-blog cms ]」という件名のメールが届きます。有効時間内にメールの指示にしたがってログイン/サインインしてください。

2段階認証を設定する

2段階認証を設定すると、ログインページでのユーザーIDとパスワードの入力だけではなく、スマホアプリからの認証も必須になります。ログインを2段階にすることで、本人以外による不正ログインを防ぎます。

2段階認証を設定するには、管理ページ>コンフィグ>使用しているコンフィグ>ログイン設定のページに移動し、「2段階認証」の項目を有効にします。


ログイン設定 - セキュリティ
ログイン設定 - セキュリティ


スマートフォン側の準備として、Androidをお使いの場合は、Google Authenticator for Android、iOSをお使いの方はGoogle Authenticator for iOSのアプリをインストールしておいてください。

ユーザー一覧のページに移動し、二段階認証を有効にしたいユーザーを選び「変更」ボタンをクリックします。

ユーザー管理
ユーザー管理

Google Authenticator で、「コードを追加」あるいは「+」をタップし、QRコードを読み取るか、手動でシークレットキー(セットアップキー)を入力してください。

Google Authenticator for iOS の画面
Google Authenticator for iOS の画面


Google Authenticator に認証コードが表示されます
Google Authenticator に認証コードが表示されます


次に、Google Authenticator に表示された認証コードをCMSの2段階認証設定画面に入力し、「認証」ボタンをクリックして認証します。

2段階認証設定画面
2段階認証設定画面

リカバリーコード

2段階認証の設定に成功すると、リカバリーコードが表示されます。このリカバリーコードは一度しか表示されないため、必ずどこかにメモをしてください。リカバリーコードはログアウトした状態から2段階認証を解除したい場合に役立ちます。

リカバリーコードの表示画面
リカバリーコードの表示画面

ログイン試行回数を制限する「アカウントロック」

アカウントロック機能では、パスワード入力の施行回数を制限できます。管理画面>コンフィグ>使用しているコンフィグ>ログイン設定から設定できます。

ダッシュボード - セキュリティ
ダッシュボード - セキュリティ

アカウントロック機能は、ブルートフォースアタックからサイトを守るための機能です。ブルートフォースアタックというのは、パスワードを特定するために、使用できる文字の全ての組み合わせを試行し、不正ログインを試みる攻撃のことです。

アカウントロック機能ではロックする条件と、ロックする時間が設定可能です。

バックアップと復元

バックアップとリストア(復元)について

a-blog cmsでは、標準機能としてa-blog cms全体のバックアップと復元ができます。 管理画面左側のメニュー[バックアップ]から、バックアップとリストア(復元)を行います。

a-blog cmsのバックアップに必要なデータ

a-blog cmsのバックアップに必要なデータは大きく3つあります。

  • ユーザー・ブログ・エントリーなどの情報となる「データベース」
  • エントリー等に添付する画像などのファイル「アーカイブ」
  • サイトを表示するためのテンプレートファイル「テーマ」

バックアップとリストア(復元)にはこれらのファイルが必要になります。

「データベース」と「アーカイブ」は管理ページ内からバックアップファイルを作成し、「テーマ」はFTPソフトなどでバックアップ元のサーバからダウンロードしたものを使用します。

バックアップ・リストア時の注意事項

バックアップデータのファイル形式はzip形式のみとなります。zip形式のまま使用しますので、展開(解凍)しないでください。

バックアップ処理はデータ数が多い場合には負荷が高くなるため、作業時間・タイミングに注意し、慎重に行ってください。

データベースをバックアップする

バックアップ
  1. 管理画面左側のメニュー[バックアップ]のリンクをクリックして[バックアップ]画面を表示します。
  2. 「バックアップ」タブのデータベースのバックアップにある「バックアップ」ボタンをクリックします。
  3. zip形式でダウンロードされます。
     ※ダウンロードには時間がかかる場合があります。

もし失敗するようであれば、a-blog cms を設置しているサーバーの「archives」ディレクトリーのパーミッションを「777」(一部環境では755)に設定して再度お試しください。

アーカイブディレクトリをバックアップする

アーカイブディレクトリのバックアップ
  1. 管理画面左側のメニュー[バックアップ] のリンクをクリックすると、[バックアップ管理]の画面が表示されます。
  2. 「バックアップ」タブの画像・ファイルのバックアップにある「バックアップ」ボタンをクリックします。
  3.  zip形式でダウンロードされます。

 ※ダウンロードには時間がかかる場合があります。


もし失敗するようであれば、a-blog cms を設置しているサーバーの「archives」ディレクトリーのパーミッションを「777」(一部環境では755)に設定して再度お試しください。


バックアップデータからリストア(復元)する

  1.  a-blog cms でエクスポートしたzipファイルを用意します。用意したzipファイルを、データベースのバックアップファイルの場合には /storage/backup_database/ 、アーカイブのバックアップの場合 /storage/backup_archives/ にFTPソフトなどを使ってファイルをアップロードして下さい。

※ 該当のディレクトリがない場合は作成してください。

  1. リストア先にバックアップ元のテーマがない場合、バックアップ元のthemesディレクトリをリストア先のthemesディレクトリにコピーします。コンフィグで指定しているテーマがない状態でデータベースをリストアすると404エラーになってしまいますが、その後でもテーマをコピーすればエラーは直ります。
  2. 管理画面左側のメニュー[バックアップ] のリンクをクリックすると、[バックアップ管理]の画面が表示されます。
  3. リストアに関する機能は「リストア」タブにあります。元のデータベースについては「元のテーブルをリネームして残しておく」を選択することにより元のデータベースを名前を変えて残します。またバージョンチェックでは「バックアップファイルと現在のシステムをバージョン照合する」を選択することでバージョンチェックを行います。バックアップ元とリストア先が同じバージョンでないとリストアできなくなります。
  4. リストアするデータとなるバックアップファイルを選択します。ここで選択できるファイルは手順1. でbackup_databaseディレクトリ、backup_archivesディレクトリにアップロードしたファイルです。
  5. それぞれの「リストア」ボタンを押すことによりリストアが実行されます。

リストア作業では、データを失う危険性があります。慎重に作業してください。

バックアップ - リストアタブ
バックアップ - リストアタブ

アクセス制限

ブログ単位のアクセス制限

ここではブログ単位でアクセスを制限する方法を解説します。

管理画面左側のメニュー[ブログ]から、ブログの管理画面へ移動します。

ブログ管理 -  各ブログの詳細 - ステータス
ブログ管理 -  各ブログの詳細 - ステータス


この画面のステータスから公開状態を変更します。ステータスには3つの選択肢があります。

  • 公開:一般に公開されています
  • 非公開:一般には 403 Forbidden となり表示されません(該当ブログ以上のユーザーがログインしている場合には表示されます)
  • シークレット:非ログイン状態で表示すると、ログイン画面が表示されます

一般に公開したくない内容であれば「非公開」で、読者登録しているユーザーなど、一部の方に公開するのであれば「シークレット」としておくのがよいでしょう。

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